介護職で働く場合、パートと正社員のどちらで働くのが得策でしょうか。
自分に合った働き方を選ぶためには、両者の違いを知っておくことが大切です。
パートと正社員の最も大きな違いは、勤務時間です。
正社員は決められた時間を、フルタイムで働き、職場によっては夜勤もあるでしょう。
決められた勤務時間で仕事が終わらない場合は、残業することもあります。
パートはフルタイムではなく、短時間勤務で働く職場が大半なため、正社員に比べて給与は低くなります。
また、各種手当てやボーナスなどの福利厚生が受けられないこともあり、収入面では正社員の方が有利といえるでしょう。
さらに、正社員は責任が重く、パートは比較的軽い点も違いとして挙げられます。
正社員は昇格があり、リーダー職や指導職、管理職などの責任のある立場として働くチャンスにも恵まれます。
しかし、パートは非正規社員ですから、重要な立場で働くわけではありません。
業務上の責任は、軽めといえるでしょう。
とはいえ、介護職は人と接する仕事です。
少しのミスが事故を引き起こし、利用者さんの命にかかわることもあります。
その点の責任の重さは、正社員もパートも違いはないため、気を引き締めて働きましょう。
パートと正社員、どちらで働くのが良いかは、どのような働き方を希望するのか、介護職に何を求めるのかなどによって異なります。
正社員として働きたくても、子育てなどでフルタイム勤務が困難な場合は、パートで働かざるを得ないでしょう。
また、少しでも収入を多く得るために、正社員を希望する人もいます。
ライフスタイルなどを考慮して、自分に合った働き方を選びましょう。